2013年10月26日土曜日

何故Macを選ぶのか 〜Macの魅力・意義とは〜

 最近、iPhoneが良く売れているため、パソコンの買い替えにあたりアップル社のMacを検討している人が増えているようです。そこで、何故Macを選ぶのか、私なりにMacの魅力をまとめました。


1.新しいライフスタイルが楽しい
 現在のパソコンは、かつてのスーパーコンピュータ並みの能力をもっています。しかし、一般的にWindowsパソコンは、応用ソフトを付属していないため、インターネット閲覧と年賀状印刷を目的とした利用しかされず有効活用されていません。アップル社は、Macに「秀でたソフト」を予め入れておくことでパソコンを活用するよう導いています。特に音楽を聴く、演奏する、写真を見る、撮影した動画を編集することに関し、私達に新しい楽しみ方やライフスタイルを提供しています。Windowsパソコンを購入すると「組み立て」や「パーツ」に詳しくなりますが、Macを購入すると「活用」と「楽しみ方」に詳しくなります。

2.パソコン操作から開放され創造することに集中できる
 Macのユーザインターフェースは、パソコンで初めてGUIとマウスを採用されたところから始まり、ソフトとハードの両面で革新し続けています。最新のマルチジェスチャータとタッチパッドにより、他社の追随を許さないほど洗礼されました。さらに、使い勝手が細部までよく練られています。例えば、作成中の文書や絵などは、自動保存されるため失う事がありませんし、変更箇所が自動記録されいつでも以前の状態に戻す事ができます。その使いやすさゆえ、細かいパソコン操作から開放され、意識を目的に集中できます。

3.起動が速く活用機会が拡大する
 起動処理やメモリ管理などが革新され、MacBookAirはスマホと同様瞬時に起動します。また、革新的な方法で「ウイルス」からの脅威も回避し、ウィルスチェック待ちもありません。パッと使えることにより、思いついたことを書き留めることができ想像力に貢献します。私は、MacBookAirに変えてから文書を書くようになりました。また、忙しい朝でさえ思いついたことをツイートできるようにもなりました。Windowsパソコンでは不可能なことです。

4「Unix」を基本とし信頼できる
 「Unix」は、基本ソフトとしてとても優れています。先ず、最も根幹をなす部分が、古く熟れているため、Windowsなど新しいソフトよりはるかに安定しています。また、Windowsのように「レジストリー」「DLL」といった「突然死」を引き起こす原因を内包していません。さらに、内部仕様が公開されているため、世界中の技術者が日々進化させています。そのため、サーバ分野で最も多く採用されています。コンピュター技術者にとって、Unixは最も憧れのソフトの一つです。Macの「OS X」やiPhone、iPadの「iOS」は、そのunixの上に構築されているため、とても安定しています。

5.ポストPCにふさわしい
 ポストPCの時代に入った今、私達は、場所と時間によって複数の端末を使い分けています。例えば、会社ではディスクトップパソコン、食卓ではノートパソコン、通勤や待ち合わせではスマホ、居間ではデッキとテレビ、寝室ではタブレット、週末の写真や音楽は携帯プレーヤ、といった具合です。
 これらの端末は、全てが自動連動しなければなりません。例えば、私達は、食卓のノートパソコンで入力した予定をいつでもスマホで確認します。また、通勤途中にスマホで発見した動画を家の迫力あるテレビで再生します。夜タブレットで途中まで読みんだ本を、翌朝、通気途中にスマホで続きから読み、外で撮影した写真をテレビやタブレットで家族と楽しんだりします。
 ところが、マイクロソフトはスマホで出遅れ、グーグルはパソコンで出遅れています。その点、アップルは、これらの端末全てをとても上手く統合し連動させました。Macとアップル製品を利用することで、その恩恵を最大限受けることができます。
(おしまい)

ps.私は、Macの購入により、Macに英語辞書やリーディング機能が標準で付属していたため、英語を学習するようになりました。英語を学習したら、英字ニュースや英語動画を見るようになり、さらにiTunesUなどでアメリカの大学の講義を受講するようになりました。Macの購入以来、ライフスタイルが劇的に変わりました。




2013年10月19日土曜日

英語リス二ング・ヒアリング上達に必要な5つのコツ 〜膨大な時間を費やしても英語ができない理由〜

多くの日本人は、英語学習に膨大な時間を費やしましたが、残念なことにネイティブの子供の会話すら聞き取れません。その主たる原因を、慣れの問題、慣れていないからリスニングができないと考えています。そのため、海外留学など長期海外滞在しなければ、リスニングをできるようにならないと考えているようです。

ところが、英語のできる韓国人など外国人に尋ねると、留学経験なく自宅で学習したという方が少なくありません。実際私も、海外留学せずともネイティブの早口を聞き取れるようになりました。問題の本質は、「慣れ」ではなさそうです。

私は、日本人のリスニングできない原因に関し、問題の本質が「英語の学習方法」にあると考えています。「慣れ」という学習方法は、言い換えれば「正しい音による再学習」です。海外長期滞在することで慣れますが費用もかかります。むしろ最初から正しい学習をすることで無駄な「再学習」を回避できます。今回は、日本にいながらネイティブのスピーチを理解するための、正しい学習方法、コツをご紹介します。費用はかかりません。

1.学習を始める前に国を選ぶ
英語の発音は、同じ英語圏でもイギリス人、アメリカ人、オーストラリア人で随分と異なります。例えば、母音の後の子音”r”や”t”および母音の”a”、”o”の発音は、日本人が聞いても分かるほど全く異なります。実際、学習したはずの単語も、異なる発音では聞き取りできません。そのため、学習を始める前にどの母国語で学習するか決めておく必要があります。そして、実際の音と辞書などの記載を合わせるため、学習教材も全て同じ国のものでそろえる必要があります。インターネットでニュースを聞くときも注意して同じ国の情報源を選択する必要があります。やってならない事は、アメリカ英語を学びたいにもかかわらず、イギリス人やオーストラリア人に習ったりイギリス英語辞書の発音記号を確認したり、ちぐはぐな選択をすることです。多くの日本人は、意識していないため混乱を生じています。学習する前に国を選ぶことは、実はとても重要な最初の一歩です。

2.アルファベットの正しい基本的な音を覚える
日本語では記述できませんが、”a”を「ア」、”b”を「ブ」、”c”を「ス」などと、正しい発音の基礎を覚える必要があります。もっとも確実で効率的な方法はネイティブや帰国子女に教わることですが、インターネットやパソコン等を活用することでも習得できます。アップルの「Mac」や「iPhone」「iPad」「iPod」であれば、テキスト読み取り機能がついており、簡単にネイティブに近いスピーチを再現できます。そして、聞いた正しい基本音を声に出して繰り返す事です。残念ながら多くの日本人は、”b”と”v”、”r”と”l”を聞き分けるこのことができません。また、日本人の英語の先生も意外とできていません。日本人は誤った基礎のまま突き進んでいるためできないのです。

3.発音記号を覚える
英語のつづり(スペル)は、「意味」を示していますが「音」を表現していません。そのため、実は、つづりを見てもどう発音して良いのか分かりません。正しい発音方法は、辞書に発音記号で示されています。そこで、発音記号を覚えるにあたり、インターネットや電子辞書を活用すれば容易になります。「Mac」や「iPhone」等にも付属しています。多くの日本人は、この事を理解していないため、英単語を小学校で習った「ローマ字」の読み方による誤った音を暗記しています。
(ご参考)アメリカ英語の発音記号と実際の音 http://hatuon.sakura.ne.jp/p_minikouza/itiran.php

4.正しい発音で単語を覚える
新しい単語に遭遇したら、正しい発音で単語を覚えるため、以下の手順で学習することをお勧めします。
 ①まず、アクセントの位置を確認する ※ここがポイント!
 ②発音記号を確認する
 ③声をあげて発音記号を読む
 ④発音を覚える ※意味より音が先!
 ⑤意味やスペルを覚える
 ⑥声をあげて例文を読む

一流大学合格者を含め多くの日本人は、必要性がなかったため正しい発音で英単語を覚えていません。そのため、こびりついた誤った音を取り除き、正しい音に置き換えるために時間と努力を要します。英語をこれから始める方は、最初から正しい発音で学習するべきです。

5.台本や原稿付きの動画・音声を聴く
インターネットには、大量の動画や音声が投稿されています。台本や原稿と合わせて聞くことで確実に向上します。Podcast 等テクノロジーを活用すれば、電車の中でもリスニングを学習できます。

英語リスニング学習にお勧めのサイト
ESL Podcast 例文による英会話学習サイト(アメリカ英語)
BBC Learning English 台本付きニュース(イギリス英語) 
PBS Newshour 台本付きニュース、題材や意見が豊富(アメリカ英語)
This I Believe 個人のショートエッセイ(アメリカ英語)
TED 世界の著名人による演説(世界中の英語、和訳付き)
    http://www.ted.com

繰り返しますが、正しい学習を実践し正しい発音で語彙を増やせば、海外留学せずともネイティブの話を自然と聞き取れるようになります。日本人は、正しい発音で語彙を増やさなかったため、リスニングにおいて音のマッチングができないだけなのです。私は、日本人が費用をかけることなく簡単に問題を解決できると確信しています。
(おしまい)